神戸ながたブランド これが新長田の底力!

こんなところが新長田流

新長田ならではのイベントが・・・
鉄板こなもん祭りでの白熱イベント鉄板こなもん祭り

長田の食文化の根幹にあるのは、お好み焼きをはじめとする「こなもん」であるといえます。2005年秋、「食のまち・長田」をアピールするイベント「神戸・新長田 鉄板こなもん祭」が、長田四大祭のひとつとして始めて開催されました。お好み焼屋さんを巡るスタンプラリーを軸に、公募したオリジナルそばめしの味勝負、著名な“コナモニスト”を招いてのシンポジウム、栄光あるコテ型トロフィーを懸けての「そばめし大食い選手権」等、こなもん文化の魅力いっぱいのイベントとなり、神戸市外からもたくさんの人がソースの香り漂う新長田のまちを訪れました。

これが「神戸・長田焼」の極意だ!?

重ねて焼いていく「広島焼」、材料を混ぜて焼く「大阪焼」に続く第三のお好み勢力、「神戸・長田焼」。クレープ状の生地の上にキャベツやぼっかけをのせて両面を焼く薄焼きで、大正時代に関西で広まったお好み焼の先祖「一銭洋食」の正統後継者といえるでしょう。焼き方から食べ方まで大変厳しい(?)作法があり、「神戸・新長田 鉄板こなもん祭り」を経てその極意がまとめられました。

これが「神戸・長田焼」の極意だ

道場六三郎!長田オリジナル焼!

1999年10月。料理人、道場六三郎さんが長田のオリジナル お好み焼を創作してくださいました!

長田焼もつあんかけ

道場六三郎!長田オリジナル焼!豚バラ肉お好み焼きの材料

  • キムチ
  • キャベツ
  • 長ネギ(関西風ネギ)
  • じゃがいも(チヂミに使うものと同様にミキサーでつぶす)

あんの材料

  • ホルモン
  • 米酢
  • 片栗粉
  • 生姜汁
巨大鉄板で、そばめし!

巨大鉄板で、1000人前のそばめし

さすが! そばめしの本場!
このスケールのすごさを見よ!

1000人のそばめし!出来上がり!

お好み焼きの原点はここ!“にくてん”

様々な具が百花繚乱に咲き乱れる現在のお好み焼き。その原型は「にくてん」と呼ばれていました。戦後の物資窮乏時代、小麦粉を薄く引き、限られたわずかな具を乗せて焼いたもので、「一銭洋食」とも呼ばれていました。
今ではなかなか味わうことができませんが、昭和初期の長田を強烈に感じさせるノスタルジックな味わいだそうです。現在のファーストフードのご先祖様かもしれませんね。長田のお好み焼き屋さんでも、ひょっとすれば焼いてもらえるかも?

「ぼっかけ」「油かす」って何?

ぼっかけ

戦後の闇市、関西地方でそれまで廃棄されていた牛すじが、コンニャクと一緒に甘辛く煮込まれて食べられるようになりました。長田ではそれをうどん等に「ぶっかけ」て食べられることから、「ぼっかけ」と呼ばれるようになったのです。ぼっかけは「お好み焼き」や「そばめし」とともに、昔から親しまれてきた下町の味。

油かす

ホルモン(テッチャン)を揚げ、よく絞ったもの。
濃厚な風味がタマリマセン。
お好み焼きの具としてもオイシイです。

新長田っ子が叫ぶ長田愛!